遠方の銀河団

私の定常宇宙論

宇宙には100個から1000個を超えるほどの銀河が集まった銀河団と 呼ばれる銀河の集団がいくつもあります。 これらの銀河は年老いた銀河が多数含まれていることがわかっています。

おそらく、最初は広大な宇宙の真ん中で銀河が誕生したのでしょうが、 徐々にその重力で引き合って一箇所に集まり始めやがて銀河群になり 銀河団になるのだろうと思います。だから銀河団には年老いた 銀河が多く含まれているのです。まさに銀河の終焉に姿だと言えるでしょう。


ところで、これらの銀河団は宇宙のはるか遠くでも見つかっています。

すばる望遠鏡が見つけた宇宙最遠方の銀河団

では127億2000万年光年先にある銀河団を見つけたそうです。
127億光年先ということは127億年前の姿が見えているということです。 ビッグバン理論では宇宙の年齢は137億年と言われていますから、 宇宙が産まれて10億年もしないうちにこのような銀河団が 出来てしまった事を示しています。

あまりにも早すぎないでしょうか?


一方、生まれたての銀河

では、4500万光年という比較的近距離にありながら、 誕生して5億年しかたっていないと見られる銀河がハップル宇宙望遠鏡で 発見されたそうです。この銀河でなぜ130億年もの間大規模な 星形成が起きなかったのか謎だそうです。


宇宙背景放射の驚くほどの均一性を考えると、もしビッグバン理論が正しいなら、 星や銀河の形成はすべての場所でほぼ同時に始まったと考える方が自然です。
したがって、宇宙の遠い場所、つまり宇宙の初期の姿をみれば 若い銀河ばかりがみつかり、徐々に手前に戻るにつれて年数を 重ねていく姿が見えるべきだと思います。

ところが実際には遠い場所も近い場所もいろんな年代の銀河があります。


例えば我が天の川銀河の年齢は120億歳と考えられています。 宇宙の年齢が137億年を考えると宇宙の初期に出来た銀河だと考えられます。 それでも天の川銀河はまだまだ老齢にはなっていません。 まだまだ銀河群の仲間入りをし始めたばかりくらいの状態です。 天の川銀河が特別長寿なのでしょうか、そうではないと思います。 おそらく平均的な銀河でしょう。 ほぼ宇宙の年齢程度の時間がたってもこの程度なのです。

それなのに一方では10億年で巨大な銀河団になってしまった銀河もある。


宇宙はたった137億年しかたっていないというのがおかしいんじゃないでしょうか?



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