宇宙の物質はどうやって出来たのか

私の定常宇宙論 ( 空想性理論 )

定常宇宙を空想しているので、私が考える定常宇宙はどうなっているんだろうと考えて楽しんでいます。
それでも面白いアイデアだと思うので読んでみて下さい。


まず最初は、宇宙の物質はどうやって出来たのか、です。


ビッグバン理論ではあっさりとインフレーションであっと言う間に出来てしまったとなっています。 これでは身も蓋もありません。

フレッド・ホイルらの定常宇宙論では真空の宇宙から少しずつ物質が生成されるとなっています。 まずはこの方向でしょう。なので、なぜそのような事が起きるのかについてもう少し詳しく考えてみます。


真空のゆらぎなる現象があって、物質と反物質が対生成されては対消滅しています。 しかし物質が出来るためにはエメルギーが必要ですがそのエネルギーがありませんので、 この粒子は出来るとすぐに消えてしまうのだそうです。

ところがブラックホールの地平面付近では面白い事が起きています。
この対生成した粒子の一方がブラックホールの外に飛び出し一方が中に落ちてしまう場合があるそうです。 こうなると対消滅できませんので中に落ちた方が負のエネルギーを持った物質になり 外に飛び出した方が正のエネルギを持った物質になるそうです。

これと同じ現象が真空の宇宙でも起きていないでしょうか。
対生成した粒子が長い時間、対消滅する相手を見つけられない場合があるかもしれません。 こうなると一方が負のエネルギーを持ち他方が正のエネルギーを持った粒子になって 長時間存在することにならないでしょうか。

こう考えると素粒子が真空から自然に湧き出てくる可能性が開けてきます。しかし、 ここで出てきた粒子は物質と反物質ですので、いずれ対消滅してなくなってしまいます。 なのに、なぜこの宇宙は物質の方だけが残っているのでしょう?

そこで、もうひと工夫します。
物質と反物質では性質がわずかに違い素粒子が変性する過程が少しだけ違うそうです。
そこで、X素粒子と言う相互反応をまったくしない素粒子を勝手に考えます。一旦、 素粒子がX素粒子になってしまうと相互反応をまったくしませんので対消滅しません。 そして、X素粒子になる可能性が反物質の方がわずかに多いのだと考えます。

X素粒子は対消滅の相手になりませんから、反物質、通常物質の粒子はX素粒子以外の相手と対消滅して 消えていきますがX素粒子が反物質が多いぶんだけ通常物質の粒子が残ってしまいます。 こう考えるとこの宇宙が通常物質だけで出来ている理由が説明できると思います。

では、X素粒子はどうなったのでしょう?
これが暗黒物質ではないでしょうか、暗黒物質はほとんど相互反応をせず、 銀河の星々を貫通して、ただ重力だけの影響を及ぼしている物質だそうです。 これはX素粒子が最適だと思います。

ところで、負のエネルギーを持った粒子についてです。
これを一緒に書くとあまりにややこしくなるので書きませんでしたが、 まず正負のエネルギーを持った粒子が衝突すると対消滅すると考えます。
また、負のエネルギーを持った反物質が一番X素粒子になる確立が高いと考えます。 (まあ、かなりご都合主義です)そうすると上記の説明のまま、 この宇宙には正のエネルギーを持った通常物質だけが残り、 大量のX素粒子が暗黒物質として存在することになります。

つまり、X素粒子の中には 正のエメルギーを持った通常物質+負のエネルギーを持った通常物質+ 正のエネルギーを持った反物質+負のエネルギーを持った反物質が含まれることになります。 そして負のエネルギーを持った反物質が一番多くなります。

これに正のエネルギを持った通常物質の通常の素粒子(つまりこの宇宙を構成している物質) を加えると総和は0になると考えます。

こうやって物質は真空の宇宙から次々で出来ていると考えます。



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