銀河の泡状構造はどうしてできたのか?

私の定常宇宙論 ( 空想性理論 )

次は銀河の集団の巨大泡状構造についてです。

なぜ、このような構造ができるのでしょう?
もし、重力で引き合って巨大構造ができるのなら、 銀河のように全体が一箇所に集まった構造になるはずです。 泡構造のように銀河が横に連なった構造にはなりません。

今回はなぜこのような構造ができるのかについて考えてみます。

私の定常宇宙論を読んでいただければいいのですが、 そんな戯言に付き合っている暇はない方のために、 次の4つの仮定を受け入れて頂けば大丈夫です。

仮定1
宇宙は有限で閉じており、その大きさも変わらない
つまり、宇宙をどんどん進んで行くといつか元の場所に戻って来る。
仮定2
物質は真空の宇宙からどんどん湧き出てくる。
仮定3
銀河の集団の質量は一定以上増えない。
つまり、銀河の集団が巨大になると物質は消えてしまう。
仮定4
無限の時間がある

この仮定を使って宇宙の泡構造がなぜできたかを説明したいと思います。


銀河はその重力で集まり巨大化していきますが、仮定3から銀河の集団同士が合体しても 銀河の集団は一定以上は大きくなりません。

また、銀河の集団同士が衝突して空いてしまった宇宙空間には 仮定2から新しい銀河ができていきそれが新しい銀河の集団を作って 空いた空間を埋めていきます。

つまりこのような条件下では、宇宙には一定の大きさを持った銀河の集団が 均等に散らばっている様な状態になります。

また、仮定1から、宇宙は閉じているので宇宙に均等に散らばった銀河の集団は 宇宙を一周して繋がっている事になります。
そうすると、宇宙を一周して右からも左からも同じように引っ張られている一連の銀河の集団が 偶然できる可能性があります。

もし、このようにバランスがとれた宇宙を一周しての一つながりの銀河の集団ができ来ると バランスがとれている方向への動きは非常に遅くなります。
つまり、右からも左からも同じように引っ張られているので どちらかに動くとしてもその速さは非常に遅くなります。
しかし、バランスがとれていない方向へは通常の速さで動きます。
すると、この一連の銀河の集団には一直線上に並ぶような力が働くことになります。
もし、あなたが二人の人間から左右の手を同じような力で引っ張られると 二人の人間の間に来てしまうのと同じような現象が起きるのです。

この状態が長く続くと銀河の集団は一直線上に並び銀河の構造ができます。
付近の銀河もこの集団に引き寄せられて線状の構造の一部になります。
そのうちバランスは崩れるでしょうが、一定期間続けば線状の構造ができ、 その構造は残ります。
そうやって縦方向、斜め方向と縦横にできて行けば、 宇宙は銀河の集団の網目模様になります。

仮定4のように無限の時間があれば、 このバランスができては崩れできては崩れを繰り返すうちに このような泡構造ができたのではないかと思います。



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